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無敵のブランド力を誇るカッシーナ ステイタスシンボルとして人気のモデルは?

 

デザインの国イタリアを代表する家具ブランドとして筆頭に位置するのが、カッシーナ(Cassina)です。

イタリアンモダンを体現する洗練されたラインは、世界中の富裕層の欲するところであり、日本でも絶大な人気を誇ります。

今回は、カッシーナについてご紹介いたします。

 

  • 創業は1927年

カッシーナ3

カッシーナという耳になじみやすい響きも、日本での知名度の高さに貢献しているかもしれません。

小説中にカッシーナの家具が登場すれば、それはすなわち登場人物の経済力とセンスの良さを象徴していることがわかるほど、カッシーナという名前は絶大な威力を持っています。

ヨーロッパで毎年開催される家具の見本市、ミラノサローネやケルン国際家具見本市でも、カッシーナは目玉となるブランドのひとつなのです。

 

カッシーナの創業は、1927年。

チェーザレとウンベルトというカッシーナ家の兄弟によって、ブランドが設立されます。設立当初は、家族経営の域を出ない小さな工場でした。

そのカッシーナが飛躍するのは、1964年。「イ・マエストリ」というシリーズが展開されてからのことです。「巨匠たち」を意味するこのシリーズは、建築家のル・コルビュジェ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ぺリアンらが考案した椅子の復刻版であり、カッシーナにはそれを再現させる技術力がありました。現在も続くイ・マエストリ・シリーズ、その確固たる美は数十年の年月を経ても色あせていません。

 

  • カッシーナ、戦後の興隆

https://www.cassina.com/it/designer#maestri

 

カッシーナはこのイ・マエストリ・シリーズで勢いを得、1950年代には豪華客船のインテリアを手掛けて、ブランド力を飛躍的に伸ばしました。とくに、大型客船アンドレア・ドーリアの内装は、人々の喝さいを浴びました。

カッシーナが作る家具の質は、一流の建築家やデザイナーの注目を浴び続け、コラボレーションが始まります。

その第1号となったのが、戦後のイタリア人建築家としては最も重要な位置を占めるジョー・ポンティでした。1952年から5年の年月をかけて開発され、1957年に販売開始されたのが「スーパーレジェーラ」です。「超軽量」と名づけられたこの椅子、重さはなんと1,66キログラム。このシリーズはまたたくまにベストセラーとなり、公共の場やレストランに普及しました。

その後は、まさに数えきれないほどの建築家やデザイナーたちとコラボし、カッシーナの名はデザイン業界における不動の地位を築いたのです。

 

  • カッシーナの哲学

カッシーナが数々のヒット作品を生み出すにあたって哲学としているのは、革新的かつモダンなデザインに刺激を与え続ける絶対的な「原型」の保持だとされています。つまり、根幹となるベースが非常に明確で透徹としており、現代的なデザインや革新的な技術もその枝葉であるという考えなのです。

 

こうたカッシーナのフィロソフィーは、ナポリ大学名誉教授であったフィリッポ・アリソンによって、大いに喧伝されました。言葉を使ったカッシーナの戦略も、実業である家具の製造とともに大いなる成功をおさめたのです。アリソン教授は、カッシーナの生産活動は、モノを作り出すという行為にとどまらず、過去の偉大な遺産を直接的に人類に残す功績を残していると激賞しました。

2010年、イタリア統一150周年の年には、彫刻家でデザイナーであるガエターノ・ペーシェとコラボ、61の部品から成るテーブルを発表して話題になりました。

 

  • 21世紀に入って日本でも大人気に

 

カッシーナ1

カッシーナはその後、経営がフランスに移りましたが、2005年にふたたびイタリア人の起業家の手に落ち着いています。共同経営者の1人には、高名な革製品のブランド「トッズ」を率いるディエゴ・デッラ・ヴァッレの名も見えます。

 

安価な大量生産の家具が増える中で、カッシーナが持つブランド力は再び見直されることになり、21世紀に入ってからはとくに日本での人気が急上昇しました。

現在、日本にはカッシーナの総代理店となるカッシーナ・イクスシーが存在しています。

 

  • カッシーナの顔、40年のベストセラー「マラルンガ」

https://www.cassina.com/it/collezione/divani/675-maralunga

https://www.cassina.com/it/maralunga

 

1973年に世に出たソファ「マラルンガ」。カッシーナの顔とも呼ばれる名作で、ソファにおける最高傑作の異名を持ちます。

マラルンガ・シリーズの魅力は、このシリーズをデザインしたヴィーコ・マジストレッティの言葉に集約されています。

 

「私は、家具にかぎらず寿命が短いモノを開発する気持ちはまったくありません。もし、私が考案する家具の寿命が短いとあらかじめわかっていたら、開発自体をあきらめます。家具を構成する素材も、短期間で劣化するものを使うつもりはありません。

私にとって、優れたデザインとは、寿命など存在しないことを意味します。長年にわたって生き残り、かつ100年を経ても有益である家具、それが優れたデザインなのです」。

 

販売開始から半世紀近くを経た今も、その名声を失っていないマラルンガ・シリーズは、まさにそのポリシーを体現しているといってよいでしょう。

 

マラルンガは、背もたれがハイバック・ローバックに変更できる柔軟性、柔らかな外観と力強いフォルムに恵まれて、もはやクラシックスタイルといってよいほどの名声を得ています。自転車のチェーンを活用して可能にした高低位置の調節は特許を取得しましたが、その後に続くさまざまな家具ブランドの模倣の対象となるほど。

 

2014年には、誕生40周年を祝い、人気は衰えを知りません。

 

  • マラルンガと対照的なクールなデザイン「プリヴェ」

https://www.cassina.com/it/collezione/divani/241-prive-divano

 

マラルンガがすでにクラシカルな範疇にあるモデルとすれば、革新的なプリヴェはそのクール感で光ります。マラルンガが熟年男性の魅力と例えれば、プリヴェには20代の男性の迫力のようなものがみなぎっているのです。

カッシーナのイタリア版ホームページでも、その魅力を「挑発的で前衛的」と表現しています。それでありながら、下品にならないのはカッシーナの底力といったところでしょうか。

プリヴェを生産する際に考案された革をボタンにコーティングする技術では、特許を取得しています。

オートクチュールのような美しさともいわれるプリヴェ、部屋の雰囲気に合わせてハードにもソフトにも変身する魔力も秘めています。

 

  • カッシーナのような家具こそ長く愛用する

カッシーナ2

カッシーナというブランドを貫くコンセプト、それは永遠に変わらない完璧な原型です。これを有したカッシーナの家具は、ケアさえ怠らなければ半永久的に持続する芸術品。ひょっとすると、われわれ人間よりも長く生き残る運命を秘めています。

メイド・イン・カッシーナのソファや椅子、張替えが必要かなと思った時は迷わずご相談を。そのブランド名に恥じない張替えで、カッシーナの名声を再び体感できます。

 

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